ミスせとものは今回の陶磁資料館での大撮影会を最後の仕事として任を全うしたことになります。いい歳したおっさんが恥ずかしげもなく今の気持ちをダイレクトに表現しちゃうと「凄く悲しい」

今回初めてポートレイト、女性撮りに参加させてもらいました。漠然とイメージしていた地方ミスとは違ってた。某ブログサイトに掲載されていた写真で容姿は把握済み、だったんだけど、実物を目の前にしてミゾオチにパンチ食らったかのような瞬間窒息してしまったわけですよ。撮影会場にはちょっと遅れて到着した。だから人だかりの隙間からチラ見しただけなのに。

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みぞおちパンチはシューティング時にも後をひきずりました。撮る写真すべてピントずれてるし、垂直出せてないし、どアンダーorどオーバー。解放から1～2段絞ること忘れてぼんやりエッジだし、ブレが怖いから保険の意味で高めに設定したISO感度があだとなりミスたちの肌質感がごっそりロスト。まじかよ～全然撮れてないよ～。樹が相手なら自分の意図通りに撮れるのに。

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そして今回最大の悔いは彼女たちに称賛と労いの言葉をかけられなかったことだよ。チャンスはあったし、実際ほんのちょっとだけ会話できたけど、なぜ「すごくイイ！」とか「おつかれさまです」とか言えないのか自分。そしてもう声をかけるチャンスが無いかと思うと泣けてくる。

ぶっちゃけ、過去5年間で最高のミスせとものだったわけですよ。それを1年で、撮影会だけを数えるとたった2回しか機会を設けないなんて、瀬戸市的に超もったいない。なんならもう一年彼女たちにお願いすべき、俺含め瀬戸焼フォトグラファーのMENMEN。

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去年の紅葉を撮りに京都へ泊まりがけで行ったことを思い出す。あのときも状況に飲まれた。一枚もいい絵が撮れなかった。こんなんだったら近所の紅葉を写すわ！と秋京都に決別を誓ったな。初体験はえてして状況にのまれるものなのかも。思い通りにならない。