C85コミックマーケット最終日コスプレ広場 所感
人生初めてコミケなるイベントへ行ってきました。
ビッグサイトに向かう前、実家PCでコスプレ撮影について調査。すると、200mmを超える長玉を持っていると盗撮と思われるので標準域レンズ(短いレンズ)で撮れとか、撮る前に許可と挨拶をきちんとしろなどが分かりました。逆に、調べても分からなかったのは1対1の撮影で何枚までもしくは何分撮っていていいのか。
現地到着は12時少し過ぎ。コスプレ広場はコミケ会場内で数か所設定されていることが分かりました。しかし初コミケの私には場所名が記されても不明には変わりない。現地で何とかなるだろうとの思いで特攻。予想通り現地に着くなり濃密な人だかりをビッグサイト正門前に発見。あれか。
勝手がわからないのでバッグからカメラを出さず人混みでギューギューにされながら30分間ウロウロしてました。流石はTokyo。カメラを持った人がたくさんいるのにカメラ同士の接触は皆無。人が多い文化に慣れているからみんな回避といなしが上手。そんな感心はさておきコスプレさんに並ぶカメラさんの立ち振る舞いを見て学ぶ。トル側トラレる側1対1の撮影の割りに意外と機械的に捌くことが分かってきてた。複数人と話したり仕事の話だったりは出来るけど、初対面1対1は苦手な私。みんなパッパと撮って捌けていく姿を見てだいぶ気が楽になりました。
写真は後日帰省からもどったら。ここでは想像と現実の違いを中心に初コミケの初コスプレ撮影で感じたことを挙げたいと思います。
・みんなカワイイ。Webであれ?という感じのコスプレ写真が上がっていて「だから日本人は」的なことをいう輩がいるのですが、それはトル側のカメラと腕が悪い。コスプレさんはわざわざ公衆の面前で披露するくらいなので、その時点でレベルの底上げがなされてる。そもそも現地へ行って現物を肉眼で確認せずWebに上がっている素人の撮った写真だけで判断しているじゃないでしょうか。というわけで私の判断の正当性を確認するため、C86現地視撮ツアーを企画します。
・みんなものすごく礼儀正しい。トル側もトラレる側も。キモいおっさんがデュフフと笑いながら粘着する姿はウソだったよ、少なくとも今回の撮影では目撃しなかったよ。撮影コンタクトの様子は中学野球部員が先輩に対して挨拶している感じに近い。たとえ感情のこもってない機械的な挨拶だとしても、全く声をかけないで通りすがりにパシャリするのは文章にする以上に現場で見ると相当無礼な行為なのだと認識しました。最低でも目配せだけはしたい。そして律儀にコスプレさんもそれに応えてくれるからね、カメラさんも頑張る、私も頑張、りました。
・露出過剰な傾向にあるというのは本当でした。ベタで申し訳ないですがおっぱいがいっぱい状態でした。上・下・横、オールアングル!ファンネルか?!みんな細身なのにデカい&露出&強調するもんだから私のとる写真にはニコンのそれでも補正できないアンチ手ぶれ補正が働いてしまいました(そもそも今回使用したシグマの標準ズームレンズには手ブレ補正ないし)。平常心が保てない。胸元開きまくってる衣装を着ているのにぴょんぴょん跳ねてたらポロリが危ないですよ。
・めっちゃ人がいる。野外でも人が密集していると熱気が生まれるんですね。会場のビッグサイトは臨海だっていうのに私は汗をかきながら撮影してました。私だけでなくガチカメラ勢はみな額に汗かいてシャッターを切ってました。というわけで12月大晦日にもかかわらず寒さは全く感じませんでした。・・・じゃあ夏はどうなっちゃうんだっていう話。
・縦位置が基本。人を撮るのでどうしたって縦位置が多くなります。カメラを縦にして撮影するわけですがさてどちら。リンク:縦位置の構え方、あなたはどちら? 脇を開けて肘を突き出す構え方が大多数。すると横の人にあたるのよね。またワキが開くので超密集地帯で横からドンされるとすぐにブレちゃいますね。というわけで縦グリップ必須です。
・外人多い。外人の割合は白人1に対して東洋人3くらいか。白人男性のコミュ能力の高さは見習わないといけないなー。近すぎず遠すぎず。でも身振り手振り表情がフレンドリーでコスプレさんも日本人相手より気を許してる。ごいすー。次回はコスプレさんを口説く勢いでいい表情を撮ってきたいと思います。
・まっちゃんと宮崎駿と半沢と安西先生がいた。
・Googleグラス着けた外人がいた。
・戦況はこくこくと変化。約二時間同じエリアをウロウロしていましたがコスプレさんとそれを囲んだり並んだりするカメラさんの位置が刻々と変化していることに気が付きました。太陽系も銀河の中で移動しているように、コスプレさんに引っ張られるようにカメラさんも移動しているのかな。また、つい先程は長蛇の列ができていた人気のコスプレさん、10分後に見てみるとヒマしてスマホいじってる。並ぶのが嫌いな私はそんな隙に声をかけて撮らせてもらうこと多数。さらにさらに冬は日が短い、つまり太陽光線の状況が刻々と変化するのでこれまた難しい。さっきまで日向だったのに日陰になってたり、順光が斜光になり逆光になり。すべてが流れるように変化していました。
・撮影の都度色温度チエック。先述の通り場所が野外なので光が常に変化します。それへの対処なのでしょう、コスプレさんを撮影する前にまず自分の左手甲をとって色温度を確認しているカメラさんを見つけました。カラーチャートほしい。
・逆光と暗所に弱いmyシグマ。愛用のニコン70-200VR2を使いたかったのですがデカレンズ故に盗撮の疑いをかけられるのも嫌なのでシグマの 24-70mm F2.8 EX DG Macroを使用しました。11月下旬の紅葉撮りで痛感していましたがこのレンズは逆光にとても弱い。コスプレさんの髪の毛がキラキラ輝くように逆光を狙うのですが逆光でコントラストが低くなってレンズがAFを合わせられず。カメラもいつのも風景撮り設定であったのでAFが合わないとシャッターが切れない「フォーカス優先」です。つまり撮れない…。また70mmという望遠焦点距離にも不満。私の撮影スタイルは寄って寄ってなので寄れてない70mmは少し不満。
所感まとめ
(1) 今から撮りますよを態度で示そう。声掛け、アイコンタクト。たとえ囲みでも。
(2) 標準ズームレンズが無難。24-120くらい。超密集なので長玉は邪魔&壊される。
(3) 1対1の撮影では3~10枚くらい。
(4) 光の角度、強度、色を常に読もう。
(5) フラッシュ+ディフューザがあるといいなぁ(両方持ってない)。
ビッグサイトに向かう前、実家PCでコスプレ撮影について調査。すると、200mmを超える長玉を持っていると盗撮と思われるので標準域レンズ(短いレンズ)で撮れとか、撮る前に許可と挨拶をきちんとしろなどが分かりました。逆に、調べても分からなかったのは1対1の撮影で何枚までもしくは何分撮っていていいのか。
現地到着は12時少し過ぎ。コスプレ広場はコミケ会場内で数か所設定されていることが分かりました。しかし初コミケの私には場所名が記されても不明には変わりない。現地で何とかなるだろうとの思いで特攻。予想通り現地に着くなり濃密な人だかりをビッグサイト正門前に発見。あれか。
勝手がわからないのでバッグからカメラを出さず人混みでギューギューにされながら30分間ウロウロしてました。流石はTokyo。カメラを持った人がたくさんいるのにカメラ同士の接触は皆無。人が多い文化に慣れているからみんな回避といなしが上手。そんな感心はさておきコスプレさんに並ぶカメラさんの立ち振る舞いを見て学ぶ。トル側トラレる側1対1の撮影の割りに意外と機械的に捌くことが分かってきてた。複数人と話したり仕事の話だったりは出来るけど、初対面1対1は苦手な私。みんなパッパと撮って捌けていく姿を見てだいぶ気が楽になりました。
写真は後日帰省からもどったら。ここでは想像と現実の違いを中心に初コミケの初コスプレ撮影で感じたことを挙げたいと思います。
・みんなカワイイ。Webであれ?という感じのコスプレ写真が上がっていて「だから日本人は」的なことをいう輩がいるのですが、それはトル側のカメラと腕が悪い。コスプレさんはわざわざ公衆の面前で披露するくらいなので、その時点でレベルの底上げがなされてる。そもそも現地へ行って現物を肉眼で確認せずWebに上がっている素人の撮った写真だけで判断しているじゃないでしょうか。というわけで私の判断の正当性を確認するため、C86現地視撮ツアーを企画します。
・みんなものすごく礼儀正しい。トル側もトラレる側も。キモいおっさんがデュフフと笑いながら粘着する姿はウソだったよ、少なくとも今回の撮影では目撃しなかったよ。撮影コンタクトの様子は中学野球部員が先輩に対して挨拶している感じに近い。たとえ感情のこもってない機械的な挨拶だとしても、全く声をかけないで通りすがりにパシャリするのは文章にする以上に現場で見ると相当無礼な行為なのだと認識しました。最低でも目配せだけはしたい。そして律儀にコスプレさんもそれに応えてくれるからね、カメラさんも頑張る、私も頑張、りました。
・露出過剰な傾向にあるというのは本当でした。ベタで申し訳ないですがおっぱいがいっぱい状態でした。上・下・横、オールアングル!ファンネルか?!みんな細身なのにデカい&露出&強調するもんだから私のとる写真にはニコンのそれでも補正できないアンチ手ぶれ補正が働いてしまいました(そもそも今回使用したシグマの標準ズームレンズには手ブレ補正ないし)。平常心が保てない。胸元開きまくってる衣装を着ているのにぴょんぴょん跳ねてたらポロリが危ないですよ。
・めっちゃ人がいる。野外でも人が密集していると熱気が生まれるんですね。会場のビッグサイトは臨海だっていうのに私は汗をかきながら撮影してました。私だけでなくガチカメラ勢はみな額に汗かいてシャッターを切ってました。というわけで12月大晦日にもかかわらず寒さは全く感じませんでした。・・・じゃあ夏はどうなっちゃうんだっていう話。
・縦位置が基本。人を撮るのでどうしたって縦位置が多くなります。カメラを縦にして撮影するわけですがさてどちら。リンク:縦位置の構え方、あなたはどちら? 脇を開けて肘を突き出す構え方が大多数。すると横の人にあたるのよね。またワキが開くので超密集地帯で横からドンされるとすぐにブレちゃいますね。というわけで縦グリップ必須です。
・外人多い。外人の割合は白人1に対して東洋人3くらいか。白人男性のコミュ能力の高さは見習わないといけないなー。近すぎず遠すぎず。でも身振り手振り表情がフレンドリーでコスプレさんも日本人相手より気を許してる。ごいすー。次回はコスプレさんを口説く勢いでいい表情を撮ってきたいと思います。
・まっちゃんと宮崎駿と半沢と安西先生がいた。
・Googleグラス着けた外人がいた。
・戦況はこくこくと変化。約二時間同じエリアをウロウロしていましたがコスプレさんとそれを囲んだり並んだりするカメラさんの位置が刻々と変化していることに気が付きました。太陽系も銀河の中で移動しているように、コスプレさんに引っ張られるようにカメラさんも移動しているのかな。また、つい先程は長蛇の列ができていた人気のコスプレさん、10分後に見てみるとヒマしてスマホいじってる。並ぶのが嫌いな私はそんな隙に声をかけて撮らせてもらうこと多数。さらにさらに冬は日が短い、つまり太陽光線の状況が刻々と変化するのでこれまた難しい。さっきまで日向だったのに日陰になってたり、順光が斜光になり逆光になり。すべてが流れるように変化していました。
・撮影の都度色温度チエック。先述の通り場所が野外なので光が常に変化します。それへの対処なのでしょう、コスプレさんを撮影する前にまず自分の左手甲をとって色温度を確認しているカメラさんを見つけました。カラーチャートほしい。
・逆光と暗所に弱いmyシグマ。愛用のニコン70-200VR2を使いたかったのですがデカレンズ故に盗撮の疑いをかけられるのも嫌なのでシグマの 24-70mm F2.8 EX DG Macroを使用しました。11月下旬の紅葉撮りで痛感していましたがこのレンズは逆光にとても弱い。コスプレさんの髪の毛がキラキラ輝くように逆光を狙うのですが逆光でコントラストが低くなってレンズがAFを合わせられず。カメラもいつのも風景撮り設定であったのでAFが合わないとシャッターが切れない「フォーカス優先」です。つまり撮れない…。また70mmという望遠焦点距離にも不満。私の撮影スタイルは寄って寄ってなので寄れてない70mmは少し不満。
所感まとめ
(1) 今から撮りますよを態度で示そう。声掛け、アイコンタクト。たとえ囲みでも。
(2) 標準ズームレンズが無難。24-120くらい。超密集なので長玉は邪魔&壊される。
(3) 1対1の撮影では3~10枚くらい。
(4) 光の角度、強度、色を常に読もう。
(5) フラッシュ+ディフューザがあるといいなぁ(両方持ってない)。
- 関連記事
-
-
コミケC88 1日目コスプレ<1> 2015/08/16
-
C86初日所感 2014/08/15
-
C86コスプレ写真1日目<10> 2014/08/24
-
刈谷に2000人?! 2014/11/07
-
コミケC89初日所感 2015/12/29
-
スポンサーサイト
コメント
コメントの投稿
トラックバック
http://alpha99.blog.fc2.com/tb.php/621-585b635e
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)