5月早朝の海上の森

5月上旬。海上の森へ久しぶりに訪れました。日の出前には撮影ポイントへ到着していたい、ということを逆算して午前2時半出発。しかし想定以上に早く到着してしまい、日の出まで真っ暗な現地で1時間近く待つことに。
自転車を置いてから撮影ポイントまでの道中がとびっきり怖い。あんなに濃い闇が名古屋から直線距離にして約20km圏内に存在しているっていうのがすごい。スマホのライトを点けないと足元の状況すらわからない漆黒。「おばけなんてなーいさ、おばけなんてうーそさ♪」を聖飢魔II並のハイトーンボイスで大熱唱してないと(in my mind)闇に心が奪われます。こわいー。

撮影ポイント到着時刻は4:06。当日の日の出時刻が大体4:55ですから、しばらく暗闇のなかで待ちます。カエルの声とジャングル探検のSEで聞くような怪鳥の鳴き声にビビリながら日の出を待つのです。
暗所に強いですよと言われているD800のAFですが、さすがにこんな真っ暗じゃまーったく利かないし、逆に利いてもらっても怖い。一体何にAFが反応したんだよ!ってことになりかねません。MFの眼力を鍛えるため、弱い月明かりの中で自力フォーカスだ!!・・・全然合ってへん。
暗闇の怖さを紛らわせるためにスマホいじいじ。もってて良かったEXPERIA。過去記事の細かい文言を修正していたらあっと言う間に辺りが明るくなりだした。見えるぞ。つまりAFがギリギリ利く。これまで使ったことのないISO6000オーバーも併せて使用。肉眼的には暗闇でもD800の眼では光を感じているらしい。すごいなー。




前日に雨が降っていたので「もしかしたら」という期待がありましたが、まさに狙ったように霧。もう少し濃い目の霧が好みでしたが贅沢は禁物です。パシャパシャ。
また雨に濡れていることで草木の色が濃いめ、コントラスト高めで現れていることがまた好み。霧でボケているけど色は濃いめ、外は寒いけど暖房ガンガン効かせてビール飲む感覚ですね。





朝露に濡れた草花が艶めかしい。暗闇のなか藤の紫がいっそう怪しく光っている。GW中に撮りに行った名古屋城の藤より全然いい。野生の藤は刺のある美しさだ。



5:55、約2時間の撮影を終えて帰路につく。真っ暗闇を一人で進んだことと久しぶりにアンダー系のしっとりしたフォトが撮れたことで気分は上々。

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コメント
早朝
オオタさん、こんにちわ。
そうですね、夏、それも初夏だと樹木の緑や
池の青が濃いのでVivid好きの私にはたまりませんw
真っ暗な森についてですが、本文中にもあった
スマホのフラッシュが懐中電灯代わりです。
足元をテラスには十分な光量があるので
朝活カメラマン的に重宝しています。
今度はぜひ早朝の森でお会いしましょう!
そうですね、夏、それも初夏だと樹木の緑や
池の青が濃いのでVivid好きの私にはたまりませんw
真っ暗な森についてですが、本文中にもあった
スマホのフラッシュが懐中電灯代わりです。
足元をテラスには十分な光量があるので
朝活カメラマン的に重宝しています。
今度はぜひ早朝の森でお会いしましょう!
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早朝の海上の森はやっぱりとても素敵ですね。
冬よりも夏場の方が朝霧が出て、いいみたいです。
一度は行ってみたいと思いつつ、実現できずにいます。
それにしても、真っ暗な森の中を懐中電灯も持たずに歩くってすごい(笑)。
私は夕方でも怖くて駄目です。
2時半出発って、早いー。