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愛知を中心に東海圏と東京の写真をおさめます。

2024-03

犬山祭 車山揃え

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こどもの面倒をみることになり、ちょうど良い手ごろなイベントはないか探して見つけました。愛知県犬山市の『山車揃え』
名古屋に住んでいるのにあまりお世話にならない名鉄。ミスせとものを撮りに行くときですら使わない名鉄。名古屋鉄道を略して名鉄です。名古屋駅を略して名駅、名古屋大学を略して名大。名古屋ドームを略してナゴド。ミスタードーナツを略してミスド。ドトールを略してドドド。正解率8割。さすがにドドドはないわー。正しくはドトド。

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松本以上に城下町の景観を維持している。

11時に犬山駅に到着。寂光院に紅葉を撮りにくるときに遠巻きに通過する駅。電車でくると早いんだね。とりあえず駅から西へ。本町で北へお城へ一直線。もうすでに城下町感がすごい。名古屋って観光地化がヘタな印象をもっていたけど、ここは松本みたいに城下町感をうまくアピールしてる。
北上する道に入るなりイキナリ車山登場!えっ?ここで!?いきなり感もすごい。

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青空に映える。

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赤生地も鮮やか。ちなみにD800は金の縁取り糸の繊維まで解像してる。

どんでん館という車山の展示館があり、そのうちの一台のようです。実物はでけーなー。車輪が直径1mくらいある。これを男臭どもが捌くわけですね。ごいすー。

どんでん館では、犬山祭で曳かれている高さ8mの車山が4輌展示してあります。
犬山祭を年中体感していただくために、光と音で祭りの一日を演出しています。

犬山祭の見所に、車山が城下町の辻で豪壮に方向転換する様があります。これを「どんでん」と呼んでおり、この施設の愛称はこの言葉から名付けられております。



大きな地図で見る

さらに進む。するとほら貝音が聞こえてくる。機転の利く爺さん「ほら吹きがいるぞ」と爺さん友達に。それを聞いた中学女子「ほら吹き?」「ほらふき」「ほらふきだって」ほらふきがセカイへ伝播していく。みると甲冑をまとった老兵が出陣の狼煙をあげているのでした。せっかくだから一緒に撮影してもらおうと子どもを煽るも怖がって近寄らない。

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子どもにとって魅力的な商品がならぶ通り。チョコバナナや水飴やたこ焼きを無理やり突破してきたけど、目的地まであと200mというところでこれまで以上の抵抗に遭いお父さん銀行陥落。300円のくじ引きでパイレーツソードを引き当てる。なんやかんやでさっきの半落ち武者衆の影響だだ受けじゃないですか。

現地に到着。いきなり山車が勢ぞろい!ここでもいきなり感!犬山市民の出し惜しみしないパキッとした性格がわかるというものです。
高さ7mもある巨体がこんなに揃うとさすがに壮観。こんなすごい景色を狙わないわけがない。デカいレンズのカメラメンも大勢きてました。私も長玉もってきたかったけど、子どもから目と手を離すわけにはいかないので50単玉装備のD800です。パシャリ。キヤノンは白フードなんてあるんだね。

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山車の後ろに回ってみる。子どもが乗ってる。当然うちの子も乗れる?乗りたい!乗せろ!とせがむのでジュースで口封じ。パシャリ。

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はやくも目的の「犬山祭 車山揃え」を達成してしまいました。せっかくなのでつい最近まで個人所有だった国宝 犬山城へ行ってみることにしました。結構きつい石畳を上ること5分。城門前に到着。え!?城見るだけでお金かかるのか。大人500円、小学生以下無料。せっかくなので払うことにします。

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おおー、犬山城。

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清州城もそうなんだけど、テコンドー有段者が10人もいれば3日で倒壊してしまうような外観の安普請さはなんとかなんねのかな。・・・と思いながら場内に入ってみたらすごい日本の城感。松本城と同じような超急こう配の階段がいきなり出迎えてくれます。またここでもいきなりですよ。
階段っていうか梯子だよね。階段の幅も15㎝くらいしかないし。普段は活発なわが子ですら慎重に1段ずつ手をついて上っていく。さすがに子どもが心配でカメラ撮ってらんね。
天守閣まで登ってバルコニーに出て一周してきましたけど、こちらも写真なし。怖くて足がすくんでそれどころじゃない。手すりが膝より下にあるし、バルコニーは木製だし、雨風に長い間さらされている&人の足の油が染み込んで超絶つるつる仕様で、風のいたずらによってはマジ墜落とかありえそう。怖い。怖い。犬山城バカにしていたしっぺ返し。ちなみに場内の階段と手すりも人の油によるツルツル仕様なので細心の注意が必要です。にもかかわらず意外とジジババが多いのよね。そういう恐怖も味わえてお得です。モノ自体の価値ではなく、お得か否かで価値を判断する西方の感覚なのか。
とはいえ、言い換えれば怖いくらいの絶景が見れる犬山城とも言えます。この光景がお殿様ビューなんですね。胸元とtintimが常にすぅーっとする感じです。

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黒光りする床。薄暗くちょっと涼しい場内。

よーし、もう見るもん全部みたし。帰ろう。その帰り道での光景。

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山車がいく。そのあとに続くひと。人生の奔流。

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みんな腰巻が派手。

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「おい、ばあちゃん、あぶねーよ、おいったら」


犬山ではいいもん見せてもらいました。15時バイバイ。最後までダシが山車なのか車山なのかハッキリせず。
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