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愛知を中心に東海圏と東京の写真をおさめます。

2023-12

日本語が読めない

美術の成績に関しては毎度「5」の評価だった。
どう転んでも「5」だった。そういう生徒だった。
一方どう逆立ちしても良い点数良い評価がもらえなかった科目がある。
国語である。

「文章の内容と一致しているものを次の4つから選べ」という問題に対し
毎度毎度間違えていた。
だが今の自分なら分かる、何が正しいのか、そして何を間違えていたのか。

私が国語の問題を解けなかった理由、それは、文章に書いてないことを
勝手に頭で想像してしまっていたから。もっと平たく言うと
そんなこと書いてない(言ってない)


子どもの顔や身長をみて遺伝を感じる。
運動神経を見ても遺伝の存在を感じる。
であればその類推として、頭の出来や思考パターン、性格も遺伝せざるを得ない。
塾講師曰く、通塾で伸ばせるのは親の頭の1.2倍まで、というのもさもありなん。

やっぱり子どもの苦手科目は国語。理数は良いのに国語だけは平均を割ることも。
私もそうだが妻も国語が苦手な学生時代を送ってきた。そのハイブリッドたる子どもたるや。

のび太のお母さんみたいにただ「勉強やれやれ」いうダメな親にはなりたくないと
常々思っていた。だから理数系は教えられるので教えたし、
(小中学校レベルの)美術に関しても絵のコツ、造形のコツを教えてきた。
しかし国語に関しては教えられない。私も妻も子どもに伝えられるノウハウがないのだ。

子どもを塾に通わせてはいるが、通わせているだけで安心するほどバカな親じゃない。
きちんと結果を見て評価している。
塾だけで伸びる科目もあればそうでない科目もあるのは想定内。そしてやはり
国語は伸びない。

ではどうするか。
我々夫婦が教える立場にないならば、我々も学ぶ立場にいくしかない。
我々も子どもと一緒に中学国語を学びなおすのだ。

実践形式でやっている。
過去の公立受験国語問題を解いている。私妻子どもの3人で解いている。
そして3人で答え合わせをしている。その時に将棋よろしく感想戦をするのだ。

で、話は戻ってくる。
感想戦で3者からよく発せられる指摘や理由の弁に
「そんなこと書いてない」がある。
思いやりと察しが日本の美徳とするならば
その代償に書いてないことまで勝手に創作してしまうクセがついてしまうのも
また日本文化の悪しき習慣なのではないかな。
そんな事書いてないし言ってない。聞き手が勝手に想像してしまっている。

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